シーマが日本で初めてレンタル開始
1.9mmピッチの高精細で滑らかに曲がるLEDディスプレイ“Topaz”
　

LEDビジョンを豊富に取り揃えている弊社レンタル機材に「Topaz」が登場しました。
Topazは、ROE社が製造販売する最先端のLEDディスプレイ。滑らかに曲げることが可能で、パネル同士の継ぎ目を感じさせず、くっきりとした黒を再現できるのが特徴。イベントや展示会で、お客様を驚かせる映像表現をTopazで実現できます。

　

特徴

■ 滑らかに曲げることが可能

Topazのパネルサイズは500mm×500mm。背面からの操作によって１度刻みで内外に曲げ、ロックすることができます。もちろんフルフラットにすることも可能。

最大20度の内外に曲げることができるため、多様なスクリーン形状を造作することが可能です。正円形に組んだ場合の最小直径は2870mmになります。

　

■ 高精細で明るい

LEDパネルのピッチサイズはわずか1.9mmと高精細。しかも1500nitsと非常に明るく、これまでのLEDを凌駕する「黒色の深さ」を表現します。Topazは、イベントや展示場などで圧倒的な美しさの映像を映し出します。

　

■ 施工のスピードアップ

Topazは軽く、頑丈で機能的なフレームを備えています。
準備時間の限られたイベントにおいても、設置を精密かつスピーディに行うことができるため、コストの低減に繋がります。

　
展示会やイベントにおいて映像表現に革新をもたらす「Topaz」
実際にご覧いただけるシーマのショールームにぜひお越しください。

お問合せフォーム︓https://www.cima-net.co.jp/contact
　
　
　

インタビュー

■ Topaz製造販売メーカーに聞く

ROE ビジュアルジャパンCEO 主浜鉄平様
（聞き手：シーマ 常務取締役 石丸隆）

　
(シーマ 石丸)
シーマが導入したROE社のTopazについて教えてください。
　
　
ROE 主浜
Topazは、私どもROE社が製造販売をしている500mm角のLEDユニットです。
「フラット」、「カーブ」、「キューブ」の3種類があり、それぞれにLEDピクセルのピッチ幅は1.5mm、1.9mm、2.2mm、2.6mmと4種類ご用意しています。ピッチ幅が狭いほど高精細になります。展示会などでお使いであれば、1.9mmでも十分、高精細ですね。今回シーマ様に採用いただいたのは、「カーブ」の1.9mmピッチです。非常に明るく1500nitあります。黒球フェイス、黒玉素子を４つ並べ１モジュールにし、そのモジュールを全面に敷き詰めていますが、マスクをつけることによって画面をかなり黒くした、最上位モデルです。

展示会などではまだ2mm台、3mm台が主流の中で、より高精細な1.9mmピッチを採用いただきました。これは、先を見据えた選択をされたと思います。1.9mmは今後も幅広く使っていただけるんじゃないかなと思います。
　
　
(シーマ 石丸)
シーマはLEDを購入するにあたって各社の製品を見てきて、Topazの画面カーブの滑らかさに惚れ込んだわけですが、ROEとしては滑らかなカーブを生み出すために、どこにこだわったのでしょう？
　
　
ROE 主浜
このTopaz「カーブ」で1番こだわったのは、モジュール間のギャップをいかに見せないか、そしてパネルを連結した時にパネル間のギャップをいかに見せないか、ですね。
さらに、カーブさせた時に見えてくるはずの縦線をいかに見えなくするかも非常にこだわりました。我々の独自技術によって、滑らかなカーブ面を作ることができました。

1.9mmの場合、カーブ角は最大で±20度まで曲げることができます。
例えば、曲がる角度をパネルごとに少しずつ大きくしていくと、徐々に曲がりが大きくなっていく有機的な曲面を作ることもできますね。お客様のアイデア次第で様々なカーブが作れます。ちなみに、今回の1.9mmを最大角で外側に曲げてパネルを組み合わせていくと、直径約2.8mの円柱の映像を作ることができます。

　
　
(シーマ 石丸)
今回ROEさんには、Topaz用の周辺機材も色々と用意していただきました。金具はスピーディに組み上げることができると同時に、一度組み上げるとびくともしません。
ハードケースも機能的でカッコよく、レンタルするのが楽しみです。
　
　
ROE 主浜
曲がるLEDのパネルを正確にズレることなく固定するための金具は、Topazに不可欠です。
ROEでは、自立金具や吊り金具もオリジナルで製造販売しています。

ハードケースはお客様によってカスタマイズが可能で、扉は上開き、観音開き、片開きなどから選んでいただけます。シーマさんは観音開きを選ばれましたね。ロゴも、現場で映えると思います。

　
　
(シーマ 石丸)
このケースは、２段積みにしたまま開けられるので、出し入れの利便性が非常に高く気に入っています。
さて、今後、私どもはTopazをレンタルで使っていくわけですが、不具合が出たりドットの一つが消えたりすることはゼロではないと思うんです。ROEジャパンさんはメンテナンスやアフターケアはどのような体制を取られているのですか？
　
　
ROE 主浜
Topazは、製造は中国ですが、修理やメンテナンスはすべで日本で行います。修理専任の「修理マスター」が1名ないし2名、常にROEジャパンのオフィスにいます。我々ROEジャパンの修理ポリシーとして、お預かりしてから遅くとも3週間以内にはお返しします。実際には3週間かかることはほとんどなく、例えばドットの修理でしたら1週間前後で返却をさせていただいています。1日に100ドット、100モジュールを修理できるスキルを持った人間が常におります。
　
　
(シーマ 石丸)
安心してTopazをシーマのお客様に使っていただけそうです。末長く、よろしくお願いします。一緒に日本の映像表現の新たな基準を作っていきましょう。
　
　
ROE 主浜
ぜひ、いろんなお会社のイベントや展示会でTopazを使っていただき、お客様を驚かせてください！
ROEとしては、業界のリーディングカンパニーを自負していますので、常に1番を目指した製品をこれからも世に送り出していきます。製品開発は、お客様の「こういう製品を作ってくれ」「こういうふうに改善してほしい」といったお声を製品開発改善に存分に活かさせていただこうと思っていますので、シーマ様にも今後、ご要望をお聞きしたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
　
　
　

基本仕様