シーマペディア:音響/その他端子編

2017年11月08日(水)

音響端子

その他端子

キャノン/XLR


アメリカCannon社が開発したXLR型コネクター 及びその互換品を指す。
主にマイク接続用に多く用い られており、スピーカー接続用等にも使用されている。
一般的にPAで使用する際は ピン配置の1番Ground(GND)が、2番がHOT、 3番がCOLDとなる。
COLD=逆相 HOT=正相 GND=アース


スピコン(SPEAKON)


業務用スピーカーとアンプ間の接続に使用されている。
フォンプラグに比べ、抜け防止ロックが付いているので、
安全に接続することが出来る。
また、大電流許容設計に なっている。
電極数は2極、4極、8極があり、 4極が一般的に使用されている。


RCAピン(ステレオ)


名前の由来はプラグの原形を開発した、
アメリカの大手家電メーカーRCAから来ている。
RCAとはこの形状のプラグの呼称なので、
音響端子を意味するものではない。
赤と白のケーブルは主に家庭用再生機の
音声出力用などに使用されている。
白色がLで、赤色がRになる。

光デジタル



再生機やゲーム機など光デジタルでオーディオ出力を 持つ機器から、
AVアンプなど光デジタル入力を持つ 機器へ接続するために使用される。
ケーブルに光ファイバーを使用しているので 電気的な影響を受けることがなく、
安定した供給ができる。
しかし、長距離が這わせないことや光ファーバーの素材などに
よって音が変わってくる可能性があるため、 業務用ではあまり使用されない。

フォンプラグ一覧


19世紀に電話交換機用に発明されたもので、
現在では家庭用から業務用に至るまで広く使われている。
フォーン端子、TSフォーン(2極)TRSフォーン(3極)とも呼ばれており、
その中でもミニや標準といくつか種類がある。

画像左から
2.5mm 2極(マイクロ)
3.5mm 2極(ミニ)
3.5mm 3極(ミニ)
6.3mm 3極(標準)
==================
2極(1本)=モノラル
3極(2本)=ステレオ
見分け方は絶縁体(黒い線)の数で見分ける。
上記のカッコ内は絶縁体の本数を示す。

フォンプラグ(標準)


画像の端子は標準(6.3mm)の2極である。
主にヘッドフォンやミキサーの音声入出力に 使用されている。

フォンプラグ(ミニステレオ)


フォーンプラグの一種で口径は3.5㎜。
このミニステレオはパソコンや
ポータブルプレーヤーなどの音声出力で多く
用いられている。

RS-232C




機器の制御信号伝送用に使用する。
EIA(The Electronic Industries Alliance)の 勧告規格の名称。
端子は左画像上よりD-sub9ピン、15ピン、 25ピンがある。
制御プログラムをコンピューター等の制御機器で 設定し、
本ケーブルで再生機に信号を伝送する。

LAN (Local Area Network)


主にコンピューターのネットワークを構築する為に
用いられ100Mbps対応のカテゴリー5(CAT5)、
1000Mbps対応のカテゴリー6(CAT6)がある。
その他、映像や音響信号を長距離伝送 (別途伝送器要)する為にも使用されている。

RF


高周波(Radio Frequency)テレビやラジオが
伝送される周波数バンドの信号という意味である。
一般家庭では室内壁面のアンテナ出力から
テレビのアンテナ入力用に使用する。

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