第七十五弾 スピーカー購入後にすべきこと

2020年02月27日(木)

じょしゅ
みなみなさま、こんにちはでございにゃす!

こんかいは、がっつり ぎょうむないようだよ~

きょうじゅ
シーマの業務内容に関わることをもっとやっていかないとダメよ、ダメダメ~

という天の声がありました。

じょしゅ
ふるいね。
きょうじゅ
ということで!弊社はレンタル業も営んでおる関係で、機材を購入したら必ず性能チェックを行います。

スピーカーに関しては必ず行うことはエージングです。

じょしゅ
と、いいますと?
きょうじゅ
エージングとは最初に長時間の音を鳴らし続け、長時間振動を与えることで振動板の動きを馴染ませることをいいます。

馴染ませることにより、スピーカー本来の性能を発揮するのです。

じょしゅ
と、いいますと?
きょうじゅ
バカにしてんのかーーーー!
じょしゅ
と、いいますと?
きょうじゅ
ぬぉぉぉああああああ!!!!!!

エージング前のスピーカーは特に高音と低音が出にくいことがありますが、エージングによる時間が経つにつれて音域が広がり、奥行きが出た印象になります。

だからといって、エージングすればするほどいい音になるというわけではなく、およそ30~100時間が目安となります。

ただし、これはスピーカーの大きさによります。

大きいスピーカーほどエージングに要する時間は長くなります。

そして、音量は少し大きめに鳴らすのがいいでしょう。

小さすぎると効果がなく、大きすぎると負担になってしまいます。

そして、肝心のエージング時に使う音ですが・・ぜひ、ピンクノイズを使いましょう!!

【ピンクノイズとは】

きょうじゅ
ピンクノイズの前にまず、ホワイトノイズについて説明しましょう。

ホワイトノイズとは全ての周波数帯域においてエネルギーが同じ強さの雑音です。

画像引用元:Wikipedia先生

きょうじゅ
グラフを見るとほぼ一直線なので、音量が一定ということが分かりますね。

余談ですが、ホワイトノイズは騒音をかき消してくれるので、リラックス効果もあり、安眠や集中したい時に使われるそうです。

そして、ピンクノイズとは反比例した周波数の雑音です。

画像引用元:Wikipedia先生

きょうじゅ
ピンクノイズは、ホワイトノイズに-3db/octの低域通過フィルタを通したものなので、結果、高い周波数帯域にいくにつれて右下がりのグラフになっています。

グラフの比較で分かるようにピンクノイズは高音が抑えられてホワイトノイズより低い音に聞こえます。

その為、音響の測定や調整にはピンクノイズが使われることが多いのです。

じょしゅ
グラフでみると わかりやすいね!

どうしてピンクとかホワイトってなまえなの?

きょうじゅ
それは・・・周波数成分の光の色によってそれぞれの名前がついたそうです。
この他に、ブルーやレッド、グリーン・・・などなどがあり総称してカラードノイズといいます。

話しを戻し・・・
なぜエージングにはピンクノイズが向いてるかというと、ホワイトノイズが「サー」と高い音がよく聞こえるので高音がきつく感じるのに対し、ピンクノイズは「ザー」とホワイトノイズより低く聞こえます。単純に高音より低い方が耳馴染みが良いのもありますが、ピンクノイズには「1/fゆらぎ」を持つノイズであり、これは、心拍の間隔・小川のせせらぎ音・・・などなどに似た自然にリラックスできるものが含まれているのでこのような効果があるのです。

耳馴染みが良い音でスピーカーを慣らすことによって、それらの音が出やすくなるのでピンクノイズ

さらに、高音は大きすぎると音割れになる原因ともなるので、その点においても、やはりピンクノイズの方をおすすめします。

比較

きょうじゅ
実際にどれくらい差が出るのか聞いてみましょう!

ここに、新品のスピーカーと約50時間エージングしたスピーカーがあります。
左が新品スピーカーで、右がエージング後のスピーカーです。

きょうじゅ
これを、何も知らない人に聞いてもらい、どっちがいい音だと感じるスピーカーか聴き比べして選んでもらいました。

きょうじゅ
さて、結果はどうでしょう・・・・???

結果

じょしゅ
ぜんいん みぎのエージングしたスピーカーやん
きょうじゅ
聴き比べした結果、左は音がスカスカした印象に比べて、右のスピーカーは、高音低音バランス良く聞こえると感じたとのことでした。

それにしても、こんなにもで差が出るものかと驚きました。

ぜひともこれは・・・「スピーカー購入後にすべきこと」ですね!!

ここまで、スピーカーのエージングにはピンクノイズをおすすめしてきましたが、音を慣らせるという点では自分の好みの音楽をかけ続けるのもエージングの一つの方法です。
良く聞く音楽でエージングしてしまえば、その音楽に合った音に作られるでしょう。
スピーカーもイヤホンもヘッドホンも同様です。

弊社のスピーカーは、どんな場面の音にも適せるよう、まんべんなく全体が馴染むようにピンクノイズを使っています。

ということで、弊社のスピーカーはいつでもどこでもお客様に応えれるよう準備万端でご用意しております!!

レンタルご要望のかたはこちらまで。

じょしゅ
けっきょく せんでんしちゃうやつー!

じかいも よろしーま\(^o^)/

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