2019年08月30日(金)
ちょっとすずしくなって、すごしやすくなってきたねぇ。
辛いお鍋なんか食べたくなるよね。それが今!!!
私たちはよくLEDディスプレイの展示会に行って写真を撮りますが、どれを撮ってもキレイに写っています。
これはカメラの性能が良いわけではなく、LEDディスプレイの性能が良くなりました。
ちなみに10年前撮影したLEDディスプレイの写真がこちらです。
当時の大きなLEDディスプレイは、システムを2個横並びにして大画面を作っていたので、互いの信号の遅れで、このように画面の中心がズレて見えます。
このように写真で撮った際にキレイに撮影できていなくても、肉眼で見ればまったく問題ありません。
そこで!今回は弊社にあるフレキシブルLEDディスプレイとレンタル用のLEYAED LEDディスプレイをシャッタースピードを変えながら撮影してみました。
LEYARD ディスプレイの商品ページはこちら。
まずはフレキシブルLEDディスプレイから~
■シャッタースピード:1/60
■シャッタースピード:1/125
■シャッタースピード:1/250
・・・なんで?
リフレッシュレートが高いと再撮に向いていると言われますが、それさえ高ければ何も問題なく撮影できるかと言うとそうではありません。モアレもありますし、ブランキングが原因の場合もあります。
■シャッタースピード:1/240
■シャッタースピード:1/500
なんで?ブランキングは?
既製品を購入すると高いので、手作りしました。
・フォトダイオード 200円
・抵抗、コンデンサ、トランジスタ等基本パーツ
フォトダイオードで光を検知して、その波形をオシロスコープで可視化します。
ブランキングとは、アナログテレビ時代に遡るのですが、映像が画面の上から走査して、下まで行って、再度上から走査する時に上まで走査線が戻る期間を言い、この一瞬、映像信号が存在しません。
LEDディスプレイのようなデジタルドットディスプレイにこのような走査はありませんが、入力信号には一瞬何も映像がない期間が存在します。
それがオシロスコープでも無信号として表示されています。
まさに、LEYARD商品の紹介文として「独自のリフレッシュレート制御とLED駆動制御により、低輝度時の階調表現力とフリッカー発生を大幅に改善し、テレビ番組向けの再撮用途などにも最適です」と書かれているように、特殊な信号処理をしているのでしょう。
このようにブランキング処理がされているLEDディスプレイは、スタジオ撮影や舞台で使う時に最適です。
モアレ対策を施しているLEDディスプレイもありますが、再撮時にモアレが出たら、カメラの位置を変えることである程度防ぐことができます。
詳細はこの「第五十二弾 LEDディスプレイを購入してみた」をご覧ください。
なぜリフレッシュレートを売りにするメーカーが多いかというと、10年以上前のLEDディスプレイはリフレッシュレートが低く、再撮に影響があり、その印象を払拭するために明記されています。
ちなみに、弊社が以前所有していたLEDディスプレイのリフレッシュレートは400Hzでしたが、LEYARDのLEDは3,000Hzあります。これは1秒間に3,000回点滅しているということになるので、かなり高速ですね。
一方フレキシブルLEDディスプレイの方は、パネル自体が小さく、240mm×120mmくらいのサイズになり、曲げる構造上、背面はすごくシンプルなものになっています。
インテリアとしての一部に使用されることが多いので、再撮障害の防止は施されていないと考えます。
それが悪いということではなく、需要に沿った商品であると言えます。
再撮向きのLEYARD LEDディスプレイはレンタル可能です。2.6mmです。大画面構成できます!
って、さいごは せんでんやーん!
ということで、じかいも よろしーま\(^o^)/