第五十九弾 中国とポケトークしよう

2018年10月31日(水)

じょしゅ
みなみなさま、こんにちはでございにゃす!

このたび、ポケトークをつれて、ちゅうごくに いってきたよぉぉぉおお!

きょうじゅ
Welcome to CHINA!

最近CMやいろんなテレビで取り上げられているポケトークが私もすごく気になりましてね。

ちょうど中国に行く機会があったので、中国とポケトークしてきました。

ポケトークとは

きょうじゅ
まず、ポケトークの紹介ですが、ポケトークとは音声翻訳機です。

公式HP

翻訳ボタンを押しながら日本語で話すと、自動的に選択した言語で音声が流れます。

インターネット経由で翻訳しますので、インターネットが繋がらないところでは使用できません。

ここが最重要事項ですね。

きょうじゅ
世界105の国と地域(2018/7現在)で使用することができるSIMカード付きのものと、Wi-Fi対応のものが売っています。

値差は5,000円くらいなので、SIMカード付きの方がお得かと思います。

Wi-Fiは繋ぐ台数が多いとバッテリーの消費も激しいので、なるべく繋ぐ台数は減らした方がいいですしね。

私はSIMカード付きのものを購入しました。

Amazonでは30,197円(本体+グローバル通信2年/2018/10/31現在)で販売されています。

試してみた場所

・展示会場

・飲食店

・商業施設内

きょうじゅ
上記3ヶ所で試してみました。

まずは展示会場から。

展示会場

きょうじゅ
上海にある大きな展示会場「上海新国際博覧中心」に行きました。私達が行った日は「Prolight+sound」「Music China」など複数の展示会が同時開催で全館使用でした。

会場自体はとんでもなく広く、場内を走ってるトロッコ車のようなものがありました。

きょうじゅ
余談ですが、中国はセキュリティに厳しく、地上の電車はもちろん、地下鉄、展示会等いろんなところでセキュリティチェック受けました。

下の写真は地下鉄です。


きょうじゅ
地上の電車は特に厳しく、駅構内に入るのに、乗車券と身分証明書のチェック、荷物検査がありました。

これが何を意味するか分かりますか?中国は人口多いですよね。いちいちチェックがあると時間がかかるのですよ。

もうね、全然予定通りに進みません。皆様、要注意です。時間に余裕を持って~なんてヌルい表現ではいけません。

近距離圏内は問題ありませんが、長距離移動を含む場合は予定を1日1個だけにした方が良いです。

行ったのが国慶節後の10月12日だったからかもしれませんが、いや~あらゆる所が混みました。

じょしゅ
よだんが ながい

展示会場-結果

きょうじゅ
話を戻します。

展示会場でポケトークを使ってみた結果ですけど、十打数三安打くらいですね。

まず電波に負けました。音声を録音してから分析に時間がかかり、分析できずに途中で落ちます。

じょしゅ
あきらめないで!

きょうじゅ
あとは、環境音がかなり影響します。周りが賑やかだと話者の音声を認識できないので、「日本に輸出していますか」が「日本に記述していますか」などと誤認識していしまいます。

じょしゅ
ちーがーうーだーろー!
きょうじゅ
懐かしいの持ってきたね。

この後、「日本にいます」など聞き間違いを起こし、私が諦めてしまいました。

よく質問する言葉を残してお気に入りに登録しておけば、いつでも再生できるので、その使い方が便利かと思います。

登録した音声を再生するのは、インターネットを使用しません。

お気に入りは最大500件まで。履歴は最大1万件まで残せます。

飲食店

きょうじゅ
いろんな料理を頼んでシェアしたかったのですが、取り皿がもらえないという状況がよくありました。

挑戦した言葉「お皿を2つください」

きょうじゅ
どんだけ食いしん坊なんだよ!

再度挑戦。

きょうじゅ
お皿無いなら腹でいいよーって違う!

何だこれは、、、ツッコミ選手権か、、、

さらに、右上の「✕」がうまく押せずに音声を再生してしまうということがよくあり、大音量で流れるので恥ずかしい思いをします。

あの日本人何してんだ、状態ですね。

この飲食店は多少賑やかでしたが、煩すぎるということはありませんでした。

三度目の挑戦でうまくいったので、三打数一安打です。

さて伝わるのでしょうか。

きょうじゅ
音声を聞いてもらったつもりですが、しっかりモニターをご確認されてるもよう。

お皿来ました。

じょしゅ
ちょっと ちいさいんじゃぁ~
きょうじゅ
お皿という表現が悪いのではないかということで「お椀をください」とポケトークに言ってみたら「わんこください」となり、断念。犬じゃない!

最後は最終兵器「ボディランゲージ」で大きめの皿をゲットしました。

きょうじゅ
他の店でも試してみましたが、発話をする際に、「てにをは」の助詞は入れた方が良さそうです。

スプーンください、お箸ください、と言ったように「を」を入れずに話すと、中国語が「単語」だけで、失礼な表現になったので要注意です。

ポケトークと友達になるためには、いろんな会話をして特徴を掴むと良いでしょう。

きょうじゅ
他のお店で店員さんに「お箸をください」を聞いてもらうと、無事お箸を持ってきていただけました。翻訳の性能は良いようで、音声を再生したらすぐ理解してくれました。

きょうじゅ
この丁寧なお箸の渡し方良いですよねぇ。すごく嬉しかったです。

商業施設

きょうじゅ
余談です。

深センの電気街を見学するために上海から寝台列車で深センに行きました。

約12時間の長旅です。

一部屋に二段ベッドが2つある乗車券を購入しました。

二段ベッドの下段が780元(約13,260円)、上段が700元(11,900円)と下段の方が高いようです。

セキュリティ的には上段の方が安心なのですが、登るのが大変ということでしょうかね。

(100円=17元換算)

じょしゅ
テレビついてるよーー!

だけど、1チャンネルしかない!

きょうじゅ
よく分からない料理番組しか映らなかったので見ていません。

テレビや手元明かりはあるのに、コンセントはありませんでした。

ここで充電できないのは非常に痛かったです。

予想外だったのはお弁当の支給と熱湯を入れられる給湯所があったことです。

きょうじゅ
どれも結構美味しかったです。私は甘いのが苦手なのですが、昨今中国も健康に気を遣っているようで、ケーキも豆乳もほのかに甘いという感じでした。
じょしゅ
よだん しゅーりょー

商業施設-結果

きょうじゅ
さて、商業施設ではどうだったかという話ですね。

前述した通り、深センへは電気街の商品調査のために行きました。

朝10時頃からオープンということで現地に向かったのですが、開いてる店が少なかったので、お昼以降の方が良いかもしれません。これまた国慶節で休んでたのかもしれませんが。

店内はほんのり薄暗いです。

きょうじゅ
買いたい商品があったのですが、帰国後に購入可能か確認するため、ここでは下記の文章に挑戦しました。

挑戦した言葉「アリババに出店していますか」

きょうじゅ
「ありますがにしてにしていますか」かぁ。音的には惜しいんだけど、空を仰いじゃうね!

二回目の挑戦で「アリババに出店しています」と表示され、もうこれで見せました。

きょうじゅ
質問形式ではなかったですが、理解してアリババのページを見せてくれました。

商業施設内での結果は八打数二安打くらいですね。

施設内はわりと静かだったので周りの音が影響して打率が悪いのではなく、電波が悪くて翻訳がうまくいかないことが多かったです。

こんな感じでグルグルと読み込み画面が表示され、後に翻訳を諦めてしまいます。

結論

きょうじゅ
静かなところで会話が出来、ネットワーク環境が良ければすぐ翻訳してくれるので最高の品だと思いますが、電波が悪かったり、会話環境が賑やかだと翻訳機としてはかなり厳しいです。

私が提案するポケトークの使い方は、事前に使いたい言葉をお気に入りに登録しておいて使う。ということです。

同時通訳的な感じで使おうとすると上記のように環境に影響されるので、翻訳に時間がかかると相手もこちらも戸惑い、「苦笑いタイム」が生じます。

良い点と悪い点をまとめてみました。

良い点

・翻訳精度の高さ

(正しく音声認識されると問題なく翻訳される)

・105ヶ国(2018/7現在)で使用できるSIMカード付属

(Wi-Fiを繋ぐことなく単体で使用可能)

・お気に入り登録500件/履歴1万件登録

(ネット環境が悪いところでも履歴から再生できる)

悪い点

・ネット環境に左右する

(ネットが繋がりにくいと翻訳にかなりの時間を有する。または不可)

・集音精度が良すぎる

(賑やかなところだと周りの音を拾ってしまって、音声認識に問題が起こる)

きょうじゅ
通訳者の代わりに使えればと思いましたが、そこまでではないようです。

深センにある銭湯でも同じような翻訳機を使用して外国人対応をしていましたが、こちらの言葉を正しく認識できず、戸惑ってしまいました。

ストレス無く会話できるのは、まだもう少し先のようです。

近い未来に期待しましょう!

じょしゅ
しゃんはいの やけいはすごく きれいだったよ!

じかいもよろしーま\(^o^)/

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