第五十六弾 塗るスクリーンを使ってみた

2018年07月26日(木)

じょしゅ
みなみなさま、こんにちはでございにゃーす!

こんかいは、シーマのしごとに ぴったりのテーマだよ!

きょうじゅ
ひゃぁ!!!!じょしゅの生首が!!!!
じょしゅ
ホラー\(^o^)/

って、なんでやねーーん!

きょうじゅ
出たよ!ノリツッコミ!

今回扱うものは、アクリルやガラスなど透明な板にペンキのように液体を塗るとスクリーンになるという代物です。

シールのように貼るフィルムスクリーンはよくあるのですが、このように塗るタイプは珍しいですね。

塗るとムラになりそうですが、果たして不器用な私でもきちんと塗れるのか、スクリーンとしての能力はどうなのか、検証していきたいと思います。

材料

塗るスクリーン:S-Paint 150mlセット 18,114円

アクリル板:600mm×910mm×2枚 2,267円×2

3000lm液晶プロジェクター: PT-LW330J

合計金額23,000円程

塗るスクリーンのセット内容

・S-paint 150ml 本体 1本

・トレー

・ローラー用ハンドル

・塗布用 専用ローラー

・手袋

・セロハンテープ

・取扱説明書

150ml 1本で16:9の場合、127.75インチ、4:3の場合は114.7インチ分塗ることができます。

作るスクリーン

・四角いアクリル板全面に塗ったタイプ

・猫の形に塗ったタイプ

四角いアクリル板全面に塗ったタイプ

きょうじゅ
普通に塗るだけじゃ面白くないので、右半分を一度塗り、左半分を二度塗りで試してみました。

きょうじゅ
1回塗りだと薄すぎて映らないんじゃないかと不安になるくらい色が薄かったです。

きょうじゅ
右が一度塗り、左が二度塗りです。

左は塗ってすぐですが、右が乾いてきたので半透明になっています。

塗った時にできるローラーの重なった部分は、乾くと自然に消えると取説に書いてましたので、ここは気にせず30分ほど放置しました。

二度塗りはしっかりムラが出来ていますが、乾燥後どのようになるのか気になりますね。

猫の形に塗ったタイプ

きょうじゅ
A1サイズで印刷したじょしゅを切り抜き、アクリル板に当てて、塗りました。

乾燥後のスクリーン

約30分放置し、乾燥させたスクリーンです。

■全面タイプ

■じょしゅタイプ

きょうじゅ
少し見づらいですが、塗ったところが白濁色になっています。

全面に塗ったタイプは、一度塗りでローラーの重なった部分が意外と残っていますね。

二度塗りに関してはムラが残りましたし、取扱説明書にも二度塗りの記述はなかったので、これはしない方が良いでしょう。

では、実際に投影してみましょう。

投影テスト

きょうじゅ
使用したプロジェクターは3,000lmの液晶プロジェクターで、会議室で使用するレベルのものです。

この塗るスクリーンは、塗った方から投影し、塗ってない方から見ます。

プロジェクターで投影した方向とは逆の方向から見る場合、リア投影と言い、その際に使用するスクリーンをリアスクリーンと言います。

■全面タイプ

きょうじゅ
通常のリアスクリーンはレンチキュラー構造で光を拡散し、ホットスポット(一部だけ明るい部分)が出来にくいようになっているのですが、この塗るスクリーンはそのような構造は無いので、プロジェクターの光が当たる部分がスポットライトのように明るくなっています。

カメラの特性上、写真ではホットスポット以外は暗く見えていますが、実際は全体的にもっと明るいです。

ホットスポットが少々眩しいレベルです。

フロント(プロジェクター側)から見た写真

きょうじゅ
フロントから見た方が一度塗りと二度塗りの境が分かりますね。

リア、フロント共にこの写真よりも実際は明るく見えています。

それだけ光の透過率が高いということですので、実験環境と同じような照明の下でも問題なく見えます。

視野角は広く、横から見てもキレイに見えましたが、逆にムラが目立ちました。

きょうじゅ
じょしゅの形に塗った方も見てみましょう。

■じょしゅタイプ

じょしゅ
かわいい~
きょうじゅ
自分で言う!?

横から見たらこんな感じです。けっこうキレイに見えています。

このサイズだとムラは全然気になりません。

きょうじゅ
アクリル板にじょしゅの顔の形に塗って、流すコンテンツもその形で作成しました。

じょしゅにいろんな表情をさせてみましたので、下記動画からご覧ください。

きょうじゅ
このように好きな形に塗って、映像を投影できるというのが面白いですよね。

また、この商品は剥がすのも簡単で、表面に霧吹きで濡らし30秒~1分ほど待って、端から外すとフィルムのように剥がれます。

まとめ

きょうじゅ
正直なところ、50インチ以上の大きいサイズで投影する場合、フィルムスクリーンを使用することをオススメしますが、小さいサイズで使用するということであれば、十分だと思います。

30cmくらいのアクリル製の箱に塗り、それを何個か用意してマッピング!というのも面白いでしょうし、「塗る」というメリットを利用して、任意の形にカットしたアクリル板に塗るのも良いでしょう。

あくまでも「簡易」ですが、プロの技が無くてもサッと容易に出来るというのが最大のメリットだと思います。

興味のある方は購入して使ってみてください。

じょしゅ
では、じかいもよろしーま!
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