2017年09月29日(金)
こんかいは、みんなだいすき おさかなりょうりに ついてでーす!
先日社内で、魚を焼くと匂いや掃除で苦労すると盛り上がったのですが、どうやら電子レンジで焼けるシートがあるみたいですね~。
レンジで焼くという斬新な思考!これがあれば使うのはレンジだけ!
魚用グリルも使わず手間が省けかなりべんり~べんり~!
いろいろ調べると、100円ショップでも売っている!ということで、
いつもの比較!100円ショップと大手メーカーの魚焼きシートを比べてみました!
比較だけで終わらないのがシーマですよ!
今回のブログのラインナップはこちら!
・100円ショップと大手メーカーの魚焼きシート比較
・番外編(干物と餃子も焼いてみる)
・電子レンジと電波と電磁波(シーマっぽい)
左から
・レンジで魚焼きボックス(旭化成ホームプロダクツ株式会社/以下「旭化成」) 4枚入/約250円
・レンジでチン!する魚焼きシート(ダイソー) 3枚入/108円
・レンジで出来る焼き魚(キャンドゥ) 3枚入/108円
開けてみると・・・
気をつけてほしいのがこのシートに魚を置くのでベタベタと触らないようにしてください。
【比較対象】
・塩サバ
・赤魚の西京焼き
【番外編】
・カサゴの干物
・餃子(Not 魚)
元々水分がある程度飛んでいる干物はふっくら焼けるのか、という検証のためにカサゴの干物も用意しました。こちらは弊社社員が釣って干物にしたお手製です。
メーカーが指定している時間、ワット数で温めて視覚、味覚で比較
スペースの関係上、塩サバと西京焼きを一緒に乗せていますが
温める時間は塩サバに合わせました。
また、旭化成さんはボックスタイプになっていますが、ダイソーさんは挟むタイプ、キャンドゥさんはお皿タイプですね。
まずは大手の旭化成さんのものから。ボックス型になっているので、封をして指定の2分30秒温めます。
では最後にダイソーさんです。時間は2分30秒。
ダイソーさんのは水分たっぷりで熱が通っているのかちょっと心配になるレベル。
では、他の社員も巻き込んで3人で食べ比べてみます!
※あーだこーだ食べ比べているところの写真を撮り忘れました。
そんなこんなで・・・・結果発表!
審査の結果・・・・
1位はダイソーさん!!
食べてみるとべちゃべちゃして熱が通りきってない感じがしたので、+40秒温めました。
するとですね、鯖がふんわりして非常に美味しかったです!!西京焼きの魚は元々柔らかかったので、期待を裏切らず、ふんわり美味しかったです。
また、簡易ボックスタイプなので、飛び散りも少なくてGOODです。
2位は旭化成さん。
ちょっと魚の水分が飛びすぎ感があったのですが、しっかりしたボックスタイプになっているので
魚の飛び散りは一番少なく、片付けが一番簡単です。この辺の構造が値段に乗ってきてると思いますが納得の品。
3位はキャンドゥさん。
一番水分が飛んでいて、鯖にいたっては固くなって半分食べれませんでした。
ただ、これは発熱シートのせいではなく、加熱時間のせいなので、もう少し短めに温めると美味しくいただけると思います。
箱の形状はお皿タイプで、魚が縦横無尽に飛び散れるので掃除は必要になります。
2枚使用して挟み込めばマシですが、1箱3枚しか入っておらず、その内の2枚を使用してしまうので1回あたりの単価が上がって少々効率悪くなりますね。
余談ですが、西京焼きの魚はカナダ産の「赤魚」という表記だけで、何の魚かは書かれていなかったので、私たちはどんな形の何という魚を食べたのか分かりません。
魚や焼く物に合わせて温める時間を調整しなければならない、ということだと思います。
パッケージに何グラムの魚は何分というように書かれていますが、魚のパッケージに重さは書かれていないこともあり、いちいち量るのも面倒なので、どの程度加熱すれば、どうなるのかを知るくらい回数を重ねて、電子レンジと発熱シートと仲良くなる必要があるようです。
そして、その調整が一番難しいですけどね・・・!!
パッケージには注意事項が書かれていますので、よく読んで使用してください。
間違ったことをすると発火や事故に繋がるみたいですよ。
パッケージに、収まりきらないものは切るように書かれていたのですが、面倒だったのでそのまま焼きました。
600W以外でやったらどうなるのか実験で、800Wで2分30秒温めて、ひっくり返して、はみ出ている部分をはさみ、もう一度2分弱ほど温めました。
これがいちばん おいしいねぇ(*^▽^*)
ここまでの結果で、時間通りにすると水分が飛びすぎる傾向にあると学習したので、2分~2分30秒ほど様子を見ながら温めてみました。800Wです。まずは旭化成さんのものから。
ただ今回も少し温めすぎたようで、皮はパリッとして美味しいのですが、肉が少しパサつきました。
温めてから知ったのですが、餃子は温める前に霧吹きで少し濡らすと良いのだとか。
キャンドゥさんのパッケージを読み込んでなかった!しかし、これは使えますね。
安全!安心!我が国、ジャパン!!!
ダイソーのものだけ見た目が違うのですが、構造としてはほぼ同じでしょう。
アルミニウムの薄膜をPETフィルムに蒸着することにより、電子レンジ加熱でマイクロ波を吸収し、約200℃で食材の表面を加熱することができる、というものです。
ということは、魚だけに固執する必要はなく、200℃程で焼けるものなら何でもいいということが分かりますね。
マイクロ「波」と表現したように、電子レンジは電磁波を使用しています。これは携帯やラジオと同様です。
電子レンジはマグネトロンが発生する周波数2450MHz(2.45GHz)の電磁波により、水の分子が振動して摩擦熱が発生します。
よって水分が無い食材は温まらないのです。この2450MHzが水分子に一番波長が合い、反応するようです。
電子レンジの構造について詳しく知りたい方はこちらをクリック!
TDKさんのサイトで詳しく説明されています。
周波数の使用状況は下記図参照。
一般的に電波と呼ばれるのは周波数が3THz以下のものとしているようです。
電子レンジは3THz以下なので、電波を使用しているということですね。
今回大手メーカーと100円ショップの魚焼きシートを使用しましたが、箱の構造を除く
発熱シートだけで見ると大きな差は無いように感じました。つ・ま・り!!!!!
私達の永遠のテーマ、安かろう悪かろうではない!ということですーー!!
女子たちよ!お金持ってる男が全てじゃないですよぉ~~
電子レンジを使用した発熱シートは画期的で、一人暮らしで忙しく日常を過ごしている人には「時短」になり、生活に余裕が生まれるので重宝するでしょう。
複数で住んでいる場合は何回もレンジに入れるのが手間なので、グリルで一回で焼いてしまった方が楽かもしれません。
実は私も一人暮らしをしていて、家にはグリルが無いので、この商品を知るまではフライパンで魚を焼いていたのですが、上手く焼けない上に部屋に匂いが残るので苦労していました。
グリルで焼くよりは多少味は劣りますが、魚の匂いも電子レンジの中だけで済みますし、掃除もレンジ内だけなのですごく楽になりました。
私達の身近に電磁波があり、それを使用した技術も発展し、生活が益々豊かになりました。これからも益々豊かになっていくでしょう。
開発された技術や機器をどのように使って魅せていくのか、というのは弊社の課題でもあります。
ただ単に見せるだけではなく、感動を添えて。