2017年03月27日(月)
40だんめのブログだよぉぉ
デジカメは1997年に発売されたSONYのマビカ「MVC-FD7」というものです。
今のデジカメはSDカードや内蔵メモリに保存する形式が多いと思うのですが、発売された当初はメディアの種類も多様にありました。
W125mm/H110mm/D65mmで重量は少し重めで700~900gくらいあるのではないでしょうか。
技術の進歩って本当に目を見張るものがありますよねぇ。その裏にはメーカーさんが必死に頑張ってくれた汗と涙があると思うと目頭が熱くなっちゃう!
当時は記録メディアが統一されておらず、コンパクトフラッシュカード、3.5インチフロッピーディスク、スマートメディア、MDディスクなど様々でした。
その中でも今回取り上げるマビカ「MVC-FD7」の記録メディアは磁器記録の約1.5Mのフロッピーディスクでした。
ソリティアとかあったよね!?うちの父さんもパソコン触ってるなーと思ったらソリティアだったよ!
今でもか!
話を戻しますが、フロッピーディスク自体は1980年頃から発売されており、Windows95、98が販売されて一般家庭にもパソコンが普及した1990年後半には3.5インチのフロッピーディスクが記録メディアとしては一般的になっていた背景もあり、比較的安価なフロッピーディスクを使っているマビカは一気に普及しました。記録形式もJPEGなのでパソコンで特殊なソフトを使わなくても普通に表示できました。
他社ではICカードメディアとしてコンパクトフラッシュカード(以下CFカード)が記録メディアのデジタルカメラもありましたが、このカードは記録容量が少ないのにビックリするほど高価でした。当時、確か10Mバイトで2万円で買った記憶があります。
メモリースティックというのはSONYが開発し、三洋、SHARPなどがライセンス締結をしシェア拡大を目指したものです。
下の写真は携帯に付属されていたものなので、非売品で容量も8Mしかありません。
メールで送れるサイズという設定になってまして、解像度が120×120でした。
最大解像度は480×640だったみたいなのですが、当時の私は露知らず。すべて120×120で撮影してありました。
仕様書を見ると、SDカードもメモリースティックも使えるようなことが書いてあるんですよねぇ。ほんとすごい!
記録メディアをお話したところで、次はマビカの使い方を紹介したいと思います。
至って簡単。電源を入れて
「PLAY/CAMERA」と書かれているボタンで撮影した画像の再生と撮影の切り替えが出来ます。
「PLAY」の再生モードで撮った写真の削除や保護、ディスクのフォーマットまで出来ます。
これもボタン一つで出来ますよ。簡単!
PASTEL
NEG.ART
SEPIA
B&W(Black&White)
Canon PowerShot S110
解像度:1600×1200 180dpi
*画像クリックで拡大
マビカ MVC-FD7
解像度:640×480 96dpi
*画像クリックで拡大しません。これが最大画素数です。
今ではシャッターボタンを押すと、一瞬で撮影でき、撮影したものは再生ボタンを押すとすぐ読み込めますよね?
では、このマビカはどうでしょうか。見てみましょう。シャッターボタンを押すとRECORDINGという文字が表示されます。
今のカメラを知っていると、遅いなぁと感じてしまいますね。
じだいをかんじるねぇ。
本当に良い時代になったもんだねぇ。
懐かしいなーと思われた方、こんなのあったの?と驚かれた方、いろんな方がおられるかと思います。
こんな時代があったからこそ今があるのですよ!
私が過去の商品を見て思うことは、技術の進歩は想像している以上に早いということです。
携帯電話もそうですよね。バブル期は肩からぶら下げるボックス型でしたが、今では小さい板のような形です。
まだ20年ちょっとしか経っていません。バブル期に誰がこのような形を想像できたでしょうか。
冒頭にも言いましたが、技術が進歩した背景には、技術者の汗と涙が詰まっています。
こう1mm、1gというようなマクロの差に挑戦するとか良いですよね~!!!!!
私はメーカーの人間ではありませんが、技術開発の話を聞くのが好きなのでつい胸が熱くなります。
日々、技術者・技術の進歩に感謝して、汗と涙の結晶(商品)を最大限活かせる方法を考えて、お客様に最適なシステムを提供することに尽力したいと思います。じーーん。
さいごは けついひょうめい になっとる!
よくわかんないけど、じかいもよろしーーーま!!