IoT:Internet of Things−ありとあらゆるモノがインターネットにつながる−

IoT−ありとあらゆるモノがインターネットにつながる時代がくる!?−

2016年11月25日(金)

tom≪最近よく聞くIoTってなんなの?気になったので商品と仕組みを調べてみました。

IoT(アイオーティー)とは

IoT : Internet of Things(インターネットオブシングス)の略語です。
インターネット回線に接続可能なありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながる世界です。
インターネットにつながった様々な「モノ」を操作したり、
センサーなどで情報をフィードバックしたりすることで、新しい価値が生まれます。

調べてわかったこと。
スマホアプリとの連動、遠隔操作としての利用。
センサーから情報をフィードバックすることによってその情報を活用するか、改善に利用されます。

センサーからフィードバックした情報をさらに人工知能に考えさせ、改善内容を表示したり、「モノ」を操作させることにより、自動化を図ります。

 

遠隔操作としてのIoT

一番シンプルな仕組みとして、スマホアプリと「モノ」を繋げて遠隔操作が可能になるという仕組みです。

使用例:家の扉の開閉

例えば、自宅の扉がインターネットに接続させることで、鍵を閉め忘れた場合に、
スマホからインターネット経由で鍵の開閉が可能になります。

遠隔操作

※ここからは遠隔操作としてのIoT商品紹介です。
過去の記事でもありますが、

【噂のIoT「MaBeee」の活用法】

乾電池と連携させることで、スマホの操作によって電池の電力が制御できるようになります。
ミニ四駆などの速さを調節できたり、スマホを振って電球を点灯させたりできます。
噂のIoT「MaBeee」の活用法
乾電池IoT「MaBeee」

簡単家庭内IoT! スマホで家電を操作するWi-Fiリモコンユニット

スマホのアプリを使って家電製品を操作できるリモコンユニットです。
電源の入り切りや、帰宅時にエアコンの温度設定をする事ができます。

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出典:簡単家庭内IoT! スマホで家電を操作するWi-Fiリモコンユニット
http://ascii.jp/elem/000/001/091/1091241/

センサーとの連携

センサー機能で取得した情報を利用者にフィードバックし、情報の結果を伝えます。
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使用例:歯磨きのモニタリング
歯ブラシに加速度センサーなどを接続する事で、モバイルアプリからは歯磨きの頻度の計測や磨けていない部分の情報が表示されます。
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※ここからはセンサーとの連携したIoT商品紹介です。

スマートウォッチ

色々な種類がありますが、活動量計や心拍数、睡眠の検測をする多機能な物もあります。
疲れを感じにくい高齢者が心拍数を確認できるので、健康チェックが簡単にできるようになります。

IoT技術を積んだフューチャーバイク vanhawks〜ハンズフリーナビゲート〜

スマートフォンとフューチャーバイクをBluetoothで接続し、目的地までナビゲートしてくれます。
走行中に背後から車やバイク等の障害物が近づくと、ハンドルグリップが振動してライダーにアラートを促し、
背後の死角をカバーする機能も追加予定だそうです。
フューチャーバイク vanhawks
出典:IoT技術を積んだフューチャーバイクvanhawks〜ハンズフリーナビゲート〜
https://www.makuake.com/project/vanhawks-valour/

CliniCloud

CliniCloudはデジタル聴診器とタッチレス体温計を使って咳や発熱を測定ができます。
スマートフォンと連携させることで、家にいながら簡易的に症状を診察することができるサービスです。
必要であれば、DR ON DEMANDというビデオ通話を通じて、
CliniCloudで測定データを共有しながら本物の医師による診察を受けることもできるそうです。
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出典:CliniCloud
https://clinicloud.com/

MESH

MESH(メッシュ)は遊び心を形にできるソニーの新規事業創出プログラムから生まれた新しいツールです。さまざまな機能を持ったブロック形状の無線でつながる電子タグをアプリでつなげて、あなたの「あったらいいな」を実現する。
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出典:MESH
http://meshprj.com/jp/

 

イノシシわなの監視装置

なんと、自作でIoTを作った猛者もおられます。格安SIMと格安PCを組み合わせたIotです。
イノシシやシカなどが農作物や樹木への被害をあたえる、いわゆる獣害がふえています。
今回は柵をつかったワナが作動したときに、
自分の携帯メールに通知をとばす仕組みを考えられたようです。531d60d0-032f-4d52-8e3a-da993e1886bd
出典:myThingsやSORACOM,Lazuriteでイノシシわなの監視装置をつくる
http://qiita.com/moyaidcf/items/e3b7086d7821ecea472e

ここで使用されているRaspberry Pi(ラズベリー パイ)は格安PCです。

それとIoT向けのデータ通信 SIM “Air SIM”を使用されて、コストを抑えた監視装置が出来ています。
基本料金 1 日 1 枚 10 円、データ通信料は 1MB あたり 0.2 円からの従量課金となっています。安いです!
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出典:SORACOM Air
https://soracom.jp/services/air/

 

人工知能(AI)との連動と今後の動向

ビッグデータ技術の進展で、多くの情報を蓄積する事が可能になりました。機械学習をさせるには、多くの学習データが必要になります。事前に集めた、サンプルとなるデータを元に機械が自ら学習していく「ディープラーニング」という新技術を組み合わせる事で近年の人工知能の精度は飛躍的に高まりました。

●ビックデータとは

保存できるデータ量が増え、それを大量に集めたデータの事です。

●ディープラーニングとは
システムがデータの特徴を学習して事象の認識や分類を行う「機械学習」の手法です。
データの特徴をより深いレベルで学習し、非常に高い精度で特徴を認識できるようになります。

簡単に言うと「人間の脳のニューロンを真似ねる事で、人間の脳と同じような動きができる」だそうです。画像認識や音声認識は人間と同等か、それ以上になってるそうです。

※画像認識ではすでに人間を凌駕。ディープラーニングが日本を再生する
出典:http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20150829007/
※「コンピューターによる音声認識は人間の耳と同レベルに達した」とMicrosoftが発表
出典: http://gigazine.net/news/20161019-computer-human-voice-recognition/

それらの人工知能と組み合わせて自動化したり、データを分析させて活用しようという事です。
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使用例:自動運転車
自動運転車を公道などで、テスト運転させることで、周りの環境から情報を読み取り精度を上げていく。
そこで学習した情報が反映されると、すべての自動運転車に反映され、より安全な走行が可能になります。
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出典:Wikipedia「Google セルフドライビングカー」 https://goo.gl/3r5TZK

tom≪自動運転車もIoTのカテゴリーです。これからもどんどん新しいサービスが増えていきそうです。今後の動向として、「モノ」とインターネットが繋がる事で、様々な産業で大きな変化が起きます。まだ、汎用性の高い人工知能は出来ていませんが、分野に特化した人工知能とIoTの組み合わせによって、高度な診断が自宅でできたり、ロボットと自宅で会話をしたりと、アニメや漫画の世界で見たような出来事が少しずつ現実になっていきそうです。今後も社会の仕組みも変化するような商品が開発されそうです。とりあえず僕は、会社から家のパソコンのスイッチ押してくれるIoTが欲しいです。

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