2015年11月30日(月)
≪みなみなさま こんにちはでございにゃす。
さいしんの れーざーぷろじぇくたーを どうにゅうしました!!!
くわしくはこちら
≪パナソニックから発売された最新3DLPレーザープロジェクター(PT-RZ12KJ)です!
レンタル可能ですので、みなさま気軽にご連絡お待ちしております。
≪さっそく えいぎょうかーーーーーい!!
≪以前6500lmのレーザープロジェクターと8500lmのランププロジェクターを
比較実験したのを覚えていますか?
第十七弾 レーザー光源VS ランプ光源プロジェクター投影比較実験
今回はこのPart2として新しく導入したレーザープロジェクターと
20,000lmのランププロジェクターを比較したいと思います。 要領は前回と同じです。
【使用機材】
・3チップDLPレーザー光源プロジェクター/12,000lm/PT-RZ12KJ
・3チップDLPランプ光源プロジェクター/20,000lm/PT-DZ21K
・照度計
【実験方法】
事前にレーザー、ランプ共にホワイトバランスを調整しておきます。
この調整は、プロジェクターの色味を確認する実験のためです。
1.レーザーの輝度感を目視と照度計で確認します。
仕様的に輝度が8000lmも違うので、輝度の比較ではなく
レーザーの輝度感を見るだけです。
2.色再現性を目視とベクトルスコープで確認します。
では、実験に入ります。
前回と同じように花の写真で比較してみました。
左がランプで右がレーザーです。
≪やっぱりランプしきのほうが あかるいね。
≪プロジェクターの構造上、白色を投影する際にフルパワーを出すので
画面上の白色を見れば、そのプロジェクターが持つ実力を見ることが出来ます。
上部の画像を見ると、雲が明らかにランプ光源の方が明るいですね。
しかし、花の部分はそんなに違いが分かりません。
これは、光りも音も人間の感覚に刺激を受ける大きさは
出力が2倍になっても2倍大きくなったと感じないことに起因します。
どんなに大出力のプロジェクターでも素材が暗い時は出力も小さく
全白の時に大きな差が出ます。まぁ、人間の目なんて不確かなものです。
いくら不細工な猫でもずっと一緒にいると可愛く見えるものです。
≪だれのこと いってるのぉーーー!!??
≪ということで、照度計で測定してみましょう。
まずはレーザー光源です。4010[lux]
次にランプ光源です。5000[lux]
1000[lux]も違いますね。
ランプ光源の輝度が仕様書通り20,000lm出ていると仮定すると
レーザー光源は仕様的には12,000lmですが16,000lm以上出ているという結果になります。
前回実験したRZ670もそうですが、レーザー光源は仕様書以上の輝度を発揮するみたいですね~
色再現性を見るために、ランプとレーザーが同じ輝度になるよう
ランプ光源のプロジェクターを調整します。約2割下げました。
同等の輝度に出来たので、色んな画像を投影してみましょう。
左がランプ光源プロジェクター、右がレーザー光源プロジェクターです。
写真は肉眼で見たのとほぼ変わりません。
1,
2,
3,
4,
5,
6,
≪1~3はちょっと ちがいが みえるきがする。。
≪これもですね~色再現性の高いモニターでご覧になられていましたら
多少なりとも色の違いが見られるのですが、ね、再現性が高くないモニターでしたら
違いがほとんど分からないかと思います。。
≪ぼくのはダメだーーーーほとんど おなじにみえるーーー
≪前回実験したレーザー光源プロジェクター/PT-RZ670は
ランプ光源プロジェクター/PT-DZ870よりもマゼンタとブルーの色再現性が高く(↓画像参照)
視覚的にも違いというのは見て取れましたが、今回は、、、
そこまでの違いは出てないですね。ほぼ粗探しレベル。
姑が嫁の家に来て、わずかに残った埃を指でなぞる程度です。
≪たとえが ひるドラ。
≪カラーバーではどうなのか表示させてみました。
≪おーるもーすと せいむ
≪若干色の濃さに違いがあるように思いますが、視覚的な明らかな違いはほとんど分かりません。
ここはPremierePRO CS6のベクトルスコープで見てみましょうか〜!!!!!
≪いでよっっ ベクトルスコーーーーーーーーーープっ!!!!
べ≪お呼びかな。
まず、ベクトルスコープの見方について簡単に説明します。
ベクトルスコープとは、「色相」と「彩度」を測定、表示するものです。
「色相」とは、色の種類で、「彩度」とは色の濃さのことです。
円の周囲に色相(色の種類)があり、円の中心から外側に向かって彩度(色の濃さ)が表示されます。
色が濃ければ濃いほど、光点(緑色の点)が外側に表示されます。
点と書きましたが、基本的には撮影した写真などは単色ではないので、
基本線状の塊っぽいもので表示されます。
上図の光点が真ん中にあるのは、黒い画像で表示させたからです。
黒は無彩色、無色相です。
正式な色で作成されているカラーバーでは、どのように表示されるのか見てみましょう。
正式な色とは、例えば赤だとR:255、G:0、B:0となります。
R以外の数値は一切入っていない状態です。
補足ですが、プロジェクターやテレビなど電子系の色はすべてRGBで構成されています。
マゼンタはR:255、G:0、B:255です。255がMAXの数値になります。
≪このせつめいは ぜんかいの コピペね。
≪その暴露、別に要らないけどね。
正しい色で作られた画像のベクトルスコープはこのように表示されます。
では、いざレーザー光源とランプ光源のカラーバーを比較してみましょう。
カラーバーの下の部分が余計な影響を与え、見づらかったのでそれぞれの上の部分だけ↓を
表示させて測定しました。
≪!!( ; ロ)゚ ゚!!( ; ロ)゚ ゚!!( ; ロ)゚ ゚!!( ; ロ)。。 ぎょぎょぎょ!!!!!!
≪目玉飛び出てるから、戻してあげて。
この結果から見ると、RZ670の発売以降に手を加えて
ランプ光源の色再現に近づかせたと考えるのが妥当でしょう。
ランプ光源とレーザー光源をマルチ的に投影しようとしても
色の差が出て使えないということを避けるためでしょうか。
レーザープロジェクターの中身がランプ光源ではないかと思うほど
色の違いがありません。よくここまで追い込められたのはPanasonicさんの
技術ならではだと思います。さすがです。
ここからは会社的見解ではなく、個人的見解ですが、ベクトルスコープで見るとRZ670の
方が色の忠実性は高かったわけですよね。
≪『第十七弾 レーザー光源VS ランプ光源プロジェクター投影比較実験』
≪レーザーの方が色再現性が高いにも関わらず、ランプ光源の色再現性と同じに
し続ければ、ランプの枠から出られなくなるのではと少し心配してしまいます。
余計なお世話だよっ!!という声がPanasonicさんから聞こえてきそうですが
今後のレーザープロジェクターにも注目していきたいと思います。
≪じかいもよろしーま!