2015年08月26日(水)
≪みなみなさま、おはようございにゃす。
こんかいは スピーカーをつくってみたよ。
え、なつやすみの こうさく?
≪盛大に夏休みの工作に乗っかってみました。
ネタを提供するので作ってみてください。ではなく
楽しそうなので作ってみたよ^^です。
じょしゅが。
≪え、そっちだったの!?
キング オブ ぶきようが がんばってみたよ。
・プラスチックコップ2つ(100円均一)
・超強力磁石4個セット(100円均一)
・その辺にあるメモ紙
・ヘッドフォン延長ケーブル(100円均一)
イヤホンでもいいのですが、線が細くて扱いづらいので
延長ケーブルがオススメです。
・半田ごて
・ネジ
・ホットボンド(100円均一)
注:やたらと共立さんへのリンクを貼りますが、分かりやすいので引用させてもらってるだけです。
多分弊社のことも知らないはずです。
ただ、弊社は共立さんで買うことはよくあります。。。
≪それ、、、かたおもい、、、やん。
≪さぁ!!スピーカーを!作っていこうか!!
≪いいとも!!!!
単三電池をメモ用紙で巻く。
巻いた紙の端をテープ、またはボンドで留める。
単三電池を抜く。
エナメル線を5cmほど出してから巻き始め、 100〜150回巻く。
線の巻き幅は磁石を4つに重ねた幅程度。
巻き終わりも5cmほど残して切り、ホットボンドで固定する。
ボンドは30秒程度で固まります。
紙の両端3〜5mmの余裕を残して切る。
≪切り口がグチャグチャなのは、不器用だからです。
丁寧に切ってください。
コイルをコップの底(外側)の真ん中にホットボンドで付ける。
引き出し線とコイルを半田で接続する。
コイルはエナメル塗装しているが、半田ごてで熱するとエナメルは溶けるので
そのまま電線(引き出し線)と半田付けする。
半田付けした部分はコップの底にホットボンドで固定
もう一つのコップを用意する。
コップの底中央にネジが入るくらいの穴をあける。
プラスチックのコップは半田ごてで溶かした方が早い。
その部分にネジを内側から挿入して、外側からナットで固定する。
ネジの付いたコップの底部横側に穴を開ける。
コップの内側から外側に電線を通し、
ヘッドフォン延長ケーブル又は不要なイヤホンの端を切断し、
2センチほど皮を剥く。熱収縮チューブを挿入してから
引き出し線に音声ケーブルを半田付けする。
半田付けした部分を熱収縮チューブで固定する。
≪こげた!
≪熱収縮チューブはショートを起こさないようにするものです。
先に作ったコップを逆さまにしてコイルの中に強力磁石を入れる。
すると、磁石がネジに「カチ」と音を立てて、ネジと磁石がくっ付きます。
音の出る機器に音声ケーブルを接続する。
≪お、おとが でない・・・・
≪な、なんやて!!!!!!!
あーーーーエナメル線と電線の半田が上手く出来てないようだね。
もう一度やり直し!!!!
≪やりなおす とちゅうで エナメルせんが きれて
コイルをつくるところから やりなおしたよ。。。
ほどいたエナメルせんも こんなふうに なっちゃった・・・
うわぁぁあん!!!!ぶきよう!!!!
注:じょしゅは素人なので、こんなことになりますが
弊社のテクニカルスタッフはプロですので、ご安心くださいませ。
完成品がこちら↓
≪やっとできた・・・
≪音を出しながら一番音が大きくなる場所を
コップの出し入れで調整。
位置が決まれば二つのコップをテープで留める。
≪おもったいじょうに おとがちいさいね。
≪うむ、直接iPodから再生した方が大きい音が鳴ってしまうね。
これは、、、スピーカーの構造を理解するために作るのであって
実際スピーカーとして利用するのは難しい気がするぞ。
では、ここでスピーカーの仕組みを勉強してみましょう。
Wikipedia様によると、
スピーカーとは「電気信号を物理振動に変えて、音楽や音声などの音を生み出す機械である」ということらしい。
ここでいう電気信号はイヤホンから伝わる電気信号ですな。それを物理振動に変えるとは、
イヤホンを音楽プレーヤーに挿すことで、コイルに電流が流れます。
すると、磁石の磁力でコイルが振動するということです。
その振動がコップに伝わり音が出るんだよ。
実際、コップの底部を触ると震えているのが分かります。
小刻みに震えています。ガタガタガタガタガタ。
あれぇ怖いなぁ〜何だか、いやぁな雰囲気だなぁ。
≪え、なに、どうしたの?じゅんじさん?
≪夏・・・だからね・・・・
このスピーカーの構造を動画で分かりやすく説明したものが
NHKさんの小学生向けサイトにありましたので、
見てもらうと分かりやすいと思います。
こちらからどうぞ
≪とくいの まるなげやな
≪シーマの本業はここからです。
急にマニアックになりますので、電気関係大好き!な方は読んでみてください。
≪ぼくは ちんぷんかんぷんなので さよーーならーーー
≪君は残るのだよ!!!
≪ぴぎゃぁぁぁああああ!!!!
≪今から何をするかと言いますと、テスターと可変抵抗(ボリューム)を使って
コイルの抵抗値を調べます。
ボリュームは100オームであれば大きさ、形、AB型は問いません。
直列の場合、複数抵抗があってもそれらの電圧が同じであれば
抵抗値も同じであるという法則がありますが、 下の左図のように、
直流の場合はテスターで直接抵抗値を測定することが出来ますが、
今回の右図のような交流であれば直接測ることは出来ません。
計算式を使って算出してもいいのですが、今回はそれを使わず、電圧という天秤はかりを使いました。
なぜスピーカーの抵抗値を調べるかと言いますと、音楽プレーヤーにも抵抗は付いています。
その抵抗値とスピーカーの抵抗値を同じにすることで、スピーカーとしての最大の力を発揮することが出来ます。
抵抗値がマッチしていないと音が歪むこともあります。
実験中は1kHzをスピーカーに流しながら実験します。
下の動画を再生してください。
パソコンなどの再生機の音量は大きくしといてください。
その方が測定しやすいです。
まずはA-B間(コイルの両端)の電圧を測ります。
0.272Vですね。
次に、B-C間(ボリュームの両端)を測定します。
なかなか近い数値ですが、B-C間が少し高いのでボリュームを調整して、A-B間を測り
低すぎたり高すぎたりすれば、またボリュームを調整するという動作を繰り返し、
ほぼ同じ状態まで持ってきます。
このように同じになれば、テスターを「Ω」測定に変えて、ボリューム両端の抵抗値を測ります。
この時、他の接続されている線を外します(下の写真)
ボリュームが15.7Ωということは、つまりスピーカーの抵抗値も15.7Ωだということです。
だいたいのイヤホンは16〜32Ωなので、この辺で良しとしましょう。
抵抗値を上げたい場合は、コイルの巻く回数を増やすと抵抗値が上がります。
≪やっぱり むずかしいよーーーー
≪電気関係は勉強していないと難しく感じると思うけど
実生活に大きく関わっている部分でもあるので、知ってて損はしません。
今回のように安い部品を買ってスピーカーを手作りするなんてことも簡単に出来ますしね。
このブログを通して、少しでも身近に感じてもらえると嬉しいです。
≪ねつべん ふるってるけど うちは えいぞうや だよ!
≪では、作ったスピーカーで快適な音楽ライフをお過ごしください。
≪じかいは モニターについて やりまーす!(ざっくり)
じかいもよろしーま^^