みなみなさま こんにちはでございにゃす！

今日はお待ちかねVHSです。

べつに　まってないけど・・・

私は仕事の大半をVHSと関わってきたので感慨深いものがあるのだよ。

VHSはNHKのプロジェクトX「挑戦者たち」で取り上げられたことがあるんだけど、感動的な作品だったなぁ。
映画では「リング」が有名だよね。呪いのテープとか言ってたと思う。

いまだったら、のろいのえいぞうデータとかになるのかな。

カップヌードルもVHSも、日本が先駆けたものはたくさんあります。
VHSは1976年から2000年頃まで活躍しました。
カップヌードルは今でも大活躍してるよね～！僕も大好きで、特にシーフードヌードルなんか2個いっきに食べられるよ！

はなしが　だっせんしちゃってるぅー！！

大変失礼しました。
それまでのビデオは、オープンリールタイプしかありませんでした。
オープンリールVTRとはこんな形です。

回転ヘッドにテープを巻き付ける方式の1/2インチテープ幅の機構をカセットに採用したSONYのUローディング方式のベータマックスが登場し、その後、日本ビクターがMローディング方式のVHS方式を出しました。
ベータマックスに比べてVHSの方が、ヘッドにテープを巻き付ける方法が簡単でした。

下の画像は実際のVHSの構造です。

このベータマックスとVHSの争いはしばらく続きましたが、軍配はVHSにあがりました。
大きな勝因は、家電メーカーの多くがVHS陣営だったことが挙げられます。
特に全国に販売店を持つpanasonicの存在は大きかったと思います。

SONYはこうしてシェア争いには負けた形だが、ほとんどの放送局が業務用機器ではSONYを使っていました。
信頼性と性能ではSONYの右に出るメーカーは世界でも見当たりません。

VHSは早送りすると、このようなノイズが画面に出ます。

テープ記録の構造を簡単に書くと

このように、テープには斜めに記録パターンが出来ます。
早送りや巻き戻しをすると、ヘッドが数個の記録パターンを再生するため再生画面には数個のノイズが現れます。
このノイズの数が早送りの倍速数になります。

そうなの！？ぜんぜん　きにせずみてたよ～

君は何歳なんだ！？
一時停止中も本来ノイズは出ますが、ヘッドを微妙に動かしてノイズを消す技術も開発され、VHSはS-VHSやデジタルVHSと色々改良されていきました。

早送りノイズは、これはこれで分かりやすかったですね。
今のデジタルは早送りもノイズが無く分かりにくいので、早送りのマークを付けたり、音声を再生させて、早送りモードを表現させています。

当時、VHSへのダビングも盛んに行われ、会社のPRや社員への情報ツールとして配布されていました。
一方で市販ビデオの違法ダビングも問題化され、作品にダビング防止信号が入れられるようになりましたが、いつの時代もそれを掻い潜る機材も出てきました。

映像ソフトメーカーはこの対策として驚く方法で切り抜けました。
それは、市販ソフトをかなり安くして違法コピーを防止する方法です。
確か・・・市販価格の1/5まで安くなった記憶があります。

この図のように、違法業者の場合はテープ代金、作業費、送料を含めるとあまり安くはできない。
おまけに画質が劣化するので売れなくなる。

久しぶりにVHSを手にしてみると、愛着があり、私は今でも使いたいと思います。
でもパソコンと同じように世代が違うと、互換性や部品の供給停止が商品を廃棄へと導てしまいます。
映像機器の進歩が目まぐるしいのだよ！通信の技術が高すぎるのだよ！
15年くらい前かな・・Youtubeとかではなく、ネット回線を使用して専用端末を通して映像を見るサービスがあったのですが、なんせ遅くてほとんど見られず、結局解約してしまった過去があります。
今では家庭のネットも高速が一般化し、Netflixも高画質で見られるようになりましたね。
なんと幸せな！！

ボクはネコカンにあいちゃくをかんじるよ。
では、じかいもよろしーま♪