「太陽の塔」は、1970年の大阪万博のシンボルとして制作された、芸術家・岡本太郎氏の代表作です。2024年の年末、この太陽の塔を舞台にプロジェクションマッピングが実施されました。シーマは、プロジェクターの設置やマッピング調整を担当し、映像によるアート表現を高度な技術力で支えました。
イルミナイト万博~2024 WINTER~
万博記念公園
2024年11月29日(金)~12月30日(月) 計15日間
『太陽の塔プロジェクションマッピング in イルミナイト万博~2024 WINTER~』は、株式会社ネイキッド様が大阪芸術大学アートサイエンス学科の学生たちと共に実施したイベントです。2025年春に開幕する「大阪・関西万博」につながる企画として開催され、ネイキッド様と学生たちが協力して、約4分間の映像作品を作り上げました。弊社は、日本各地で先進的なプロジェクションマッピングを手がけるネイキッド様の技術パートナーとして、これまでにも多くのプロジェクトに携わってきました。今回もその技術力を活かしてプロジェクトに貢献しました。
プロジェクションマッピングの計画は、まず投影対象となる建物や造形物のサイズや凹凸を正確に3D図面化することから始まります。今回は、主催者から提供された太陽の塔の図面を基に、チャート(線で表現された3D図面)を作成し、映像素材を配置しました。しかし、本番3日前のテスト投影時に、図面と実際の塔の足元の地形に僅かな違いがあることが判明。急遽チャートを修正し、本番では精度の高いプロジェクションマッピングを無事実現しました。イベント運営では、どれほど綿密に準備を進めても計画通りに進まないことがあります。弊社は現場での経験を活かし、迅速かつ的確に対応することでイベントの成功に貢献しました。
太陽の塔は、高さ約70m、基底部の直径約20m、腕の長さ約25mという巨大な建造物です。この塔全体に美しいプロジェクションを施すため、20,000lmのプロジェクター「EB-PU2220S」を6台使用。映像をブレンディングして繋ぎ合わせ、シームレスな投影を実現しました。
プロジェクターは、公園中央口の上に設置し、機材一式はシーマ独自の多機能機材車「CONNECT車」に搭載。メディアサーバー「Pandoras Box」を使用し、車内にオペレーション環境を整え、プロジェクターに映像を送出しました。このイベントは、11月末から12月末までの計15日間にわたり開催され、万博記念公園を訪れた多くの来場者に驚きと感動を与え、無事に幕を閉じました。
シーマは、映像プロジェクションイベントの経験が豊富で設営から調整、オペレーション、メンテナンスまで安心してお任せいただくことができます。お気軽にご相談ください。
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