「大阪・光の饗宴2023」のコアプログラムとして「OSAKA光のルネサンス2023」が今年も開催されました。国指定重要文化財である大阪市中央公会堂へのプロジェクションマッピングは、シーマが2015年から5年間、プロジェクターの設置や調整、運用を担当してきましたが、2023年も確かな技術力でサポートし、寒空の元に集まっていただいた観客の皆様を映像世界に引き込みました。
OSAKA光のルネサンス2023
中之島公園 大阪市中央公会堂
2023年12月14日(木)~25日(月)
OSAKA光のルネサンスは、水都大阪のシンボルである中之島の周辺で2003年から開催されているイルミネーションイベント。その目玉のひとつが「大阪市中央公会堂壁面プロジェクションマッピング」です。
2023年のプロジェクションマッピングのテーマは「Singularity Arts」。近年の新たな技術とクリエイターの創造力を組み合わせて、新しいアートや表現を生み出す、芸術の特異点を意味するものです。リアリティあふれる効果音や情景を生み出す音楽、AIやレーザーライトなど最先端のテクノロジーとともに映像が中央公会堂の東側壁面に映し出され、観客を感動で包み込みました。
大阪市中央公会堂は、1918年に竣工したネオルネッサンス様式の歴史的建造物。凹凸が複雑で、プロジェクションマッピングの舞台としては魅力的な演出が可能である一方、意図した映像演出を実現するには、繊細なマッピング技術力が必要となります。
30,000lmプロジェクター「PT-RZ31K」を左右2台ずつ設置し、斜めからの投射プランを設計。今回はメディアサーバー「PandorasBox」を使用し、緻密なマッピング調整作業を行いました。映像投射によって生まれる影は、設計図面をもとに対角のプロジェクターからフォローし、建物全体に映像が張り付いたようなマッピングを実現しました。ミリ単位の調整を目視で行うため、技術スタッフの熟練の技と正確さが求められました。
シーマは、凹凸の複雑な建造物や広大な空間など、様々なプロジェクションマッピングを手掛けてきました。規模を問わず多様なシチュエーションに応じたマッピングが実現可能です。図面を起こして検証を行い、お客様のご要望に応じた周辺機器を選定し、システム構築できるのもシーマの強みです。イベントや施工はお気軽にご相談ください。
お問合せフォーム︓https://www.cima-net.co.jp/contact
プロジェクションマッピング事例
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公式ホームページ
大阪・光の饗宴2023︓https://www.hikari-kyoen.com/index.html
OSAKA光のルネサンス2023:https://www.hikari-kyoen.com/renaissance/index.html